【少年野球コラム】“エンジョイベースボール”は「楽をする野球」じゃない。試合で心から楽しむための、時には苦しい地道な努力┃南小ドリームズ
- hamaliyaro
- 12月4日
- 読了時間: 5分
更新日:12月10日

川崎市多摩区南生田で活動する少年野球チーム「南小ドリームズ」です。
近年、慶應高校の甲子園優勝をきっかけに「エンジョイベースボール」 という言葉をよく耳にするようになりました。
この言葉だけが一人歩きし、「楽しければいい」「厳しいことはさせない野球」と誤解されてしまうケースもあります。
しかし──“楽しさ” と “楽をすること” はまったく別物です。
南小ドリームズの監督がよく話しているのも、
「楽しく野球をするには、その裏に “時には苦しい地道な努力” がある」
ということ。
このコラムでは、南小ドリームズが大切にしている「楽しむための努力」 について、保護者の皆さんにわかりやすくお伝えします。
「楽しい野球」と「楽をする野球」は違う

南小ドリームズで大切にしている “楽しさ” は、「上手くいった瞬間の喜び」「仲間と力を合わせるワクワク」「努力が実った自信」といった、子どもたちの内側から湧き上がるものです。
ただボールを投げて遊んでいるだけでは、その楽しさには辿りつけません。
楽しさの裏には、必ず
何度も繰り返すキャッチボール
バットに当たるまでの試行錯誤
思い通りにいかず悔しい日
仲間と支え合って乗り越える経験
といった 地道な積み重ね があります。
“エンジョイベースボール”の本質は「主体性」
本来の「エンジョイベースボール」は
やらされてやる野球
とりあえず怒られないようにやる野球
ではなく、
「自分で考え、自分で選び、主体的に取り組む野球」 のことです。
主体性を持つということは、時には苦しく感じる練習にも、自分の意思で向き合う ということ。
これは、南小ドリームズがずっと大切にしてきた考え方と一致しています。
試合で“心から楽しむ”ためには、地道な努力が必要

たとえば、試合のプレッシャーの中で、ヒットを打ったり、守備でミスを挽回したりできたときに感じるあの喜び。
あれは、日々の練習で積み重ねた
基本動作の反復
気持ちが折れそうな日の踏ん張り
仲間との協力
監督やコーチの言葉を自分なりに理解しようとする姿勢
こうした “影の努力” があるからこそ生まれるものです。
努力してきた子は、試合で必ず笑顔になります。それが 本当の「エンジョイ」 です。
南小ドリームズが大切にしている「楽しさをつくる努力」
南小ドリームズは、以下のような取り組みを通じて“主体的な楽しさ” を育てています。
● 「できた瞬間」をしっかり言葉で伝える指導
小さな成功体験は、楽しさの源です。コーチは必ず、その瞬間を見逃しません。
● 1〜6年生が一緒に活動する環境
自然と助け合いが生まれ、努力が続けやすい。
● 初心者には“楽しさが先に来る”練習設計
追い込むのではなく、まず「できた!」「楽しい!」をつくる。
● 主体性を育てる声かけ
監督が大切にしているのは、“指示ではなく対話”。自分で考えることが、やる気と楽しさにつながるからです。
「努力があるから、楽しめる」──この順番が大切
エンジョイベースボールの正体は、「努力が楽しさをつくる」という逆説的な成長サイクル です。
楽をしていては、本当の楽しさは生まれない。
でも、時には苦しい地道な努力を積み重ねることで、子どもたちは心から野球を楽しめるようになる。
これが、南小ドリームズが信じている“エンジョイ”の形です。
まとめ:子どもが“自分で選んで楽しむ野球”を
南小ドリームズが目指しているのは、
やらされる野球ではなく
ポーズだけの楽しさでもなく
子ども自身が「野球って楽しい!」と心から感じられる野球。
その楽しさは、派手なものではなく、コツコツ積み重ねてきた努力の上に“自然と湧いてくるもの”です。
南小ドリームズはこれからも、子どもたちが 主体的に努力し、主体的に楽しむ ことができる環境を大切にしていきます。
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