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【南生田少年野球コラム】「早生まれ」はハンデじゃない!“相対年齢効果”を乗り越える、最強の「伸びしろ」の育て方|南小ドリームズ

体格差は「今」だけのもの。真剣な眼差しで練習を見つめる南小ドリームズの選手たち。
体格差は「今」だけのもの。真剣な眼差しで練習を見つめる南小ドリームズの選手たち。

川崎市多摩区南生田で活動する少年野球チーム「南小ドリームズ」です。


今回のテーマは、多くの親御さんが一度は気にする「生まれ月」の話。


「うちは3月生まれだから、4月生まれの子と比べて体格が…」

「なかなかレギュラーになれないのは、早生まれのせい?」


そんな不安をお持ちのお父さん・お母さんへ。

スポーツ科学の視点から「相対年齢効果(Relative Age Effect)」について解説し、実は早生まれの子こそが秘めている「後半戦での爆発的な伸びしろ」についてお話しします。



そもそも「相対年齢効果」とは? 1年近い差の正体


少年野球の世界において、4月生まれの子と翌年3月生まれの子では、最大で「11ヶ月」の発達差があります。

小学生にとっての1年は、大人の数年分に相当します。


  • 身長・体重: ひと回りと違う体格差

  • 筋力・瞬発力: バットを振る力、走る速さの差

  • 認知能力: コーチの指示を理解するスピードの差


この、生まれた時期による身体的・能力的な有利不利の現象を、スポーツ心理学や発育発達学では「相対年齢効果(Relative Age Effect)」と呼びます。


特に低学年のうちは、どうしても「体が大きくて早い子(4〜6月生まれ)」が活躍しやすく、「小柄な子(早生まれ)」はベンチに座ることが多くなりがちです。

しかし、ここで「うちの子は向いていない」と諦めるのは、あまりにも早すぎます。



データが証明?早生まれの子に訪れる「逆転現象」


実は、プロ野球選手やトップアスリートのデータを分析すると、興味深い事実も見えてくることもあるそうです。


「小学生時代に体格で劣っていた選手ほど、高校・大学以降で大きく伸びる」という傾向です。


なぜ、早生まれの子は「後から伸びる」のでしょうか? 理由は2つあります。



①「工夫する力(戦略的思考)」が育つ


体格やパワーで勝てない時期が長いため、早生まれの子は無意識に生存戦略を身につけます。


  • 「パワーで勝てないなら、ミート力で勝負しよう」

  • 「足が遅いなら、守備の予測を早くしよう」

  • 「どうすればレギュラーになれるか?」


この「考える癖」こそが、野球脳(ベースボールIQ)を鍛え、高学年になった時の強力な武器になります。



②「身体的ハンデ」が消えた時、技術だけが残る


中学生〜高校生になり「第二次性徴(成長期)」を迎えると、生まれ月による体格差はほぼ消滅します。


その時、早生まれの子には「工夫して磨いてきた技術」と「追いついた体格」の両方が手に入ります。

一方、体格だけで勝負してきた子は、ここで壁にぶつかることが多いのです。


グラウンドに駆け寄る選手たち。今は後ろを走っていても、将来追い抜くチャンスは必ず来ます。
グラウンドに駆け寄る選手たち。今は後ろを走っていても、将来追い抜くチャンスは必ず来ます。

親ができる「自信の支え方」2つのポイント


早生まれの子にとって最大のリスクは、身体的な差ではなく、「僕はどうせ勝てない」と心を閉ざしてしまうこと(自己肯定感の低下)です。


教育的観点から、ご家庭で意識すると良い2つのポイントがあります。


① 比べる相手を「昨日の自分」に変える


「〇〇くんはホームラン打てるのに…」という他者との比較はNGです。


  • 「先週よりスイングが速くなったね」

  • 「昨日は捕れなかったゴロを、今日は体で止めたね」


このように、本人の「成長の軸(プロセス)」を評価してください。

これは心理学では「課題志向」と呼ばれ、折れない心を育てます。



② 「努力の過程」を言葉にして褒める


結果(ヒット、アウト)は、体格差に左右されます。

しかし、努力は平等です。


「諦めずにボールを追いかけた姿勢がよかったよ」と、コントロールできる行動を褒めることで、「やればできる」という自己効力感を高められます。



南小ドリームズで大切にしていること


南小ドリームズでは、学年でチームを分けてはいません。

その中で体格や誕生月に関係なく、「一人ひとりの成長に合わせた声かけ」を意識しています。

試合での結果よりも、努力やチャレンジを“チーム全体で認める文化”が根付いています。


「早生まれだから心配」と感じているご家庭も、安心して体験にいらしてください。

コーチ・仲間・保護者が一体となって、子どもたちの“自信の芽”を育てていきます。


南小ドリームズでは、一人ひとりの成長に合わせた指導に努めています。
南小ドリームズでは、一人ひとりの成長に合わせた指導に努めています。

まとめ:「遅れている」のではなく、「助走期間」が長いだけ


相相対年齢効果は、あくまで「統計的な傾向」であり、その子の限界を決めるものではありません。


早生まれの子が過ごしている今の時間は、決して「遅れている時間」ではありません。

将来、高く遠くへ飛ぶための「長い助走期間」なのです。


焦らず、比べず、一歩ずつ。

私たちドリームズと一緒に、お子様の「最強の伸びしろ」を育てていきましょう。


「早生まれだから心配」と感じているご家庭も、安心して体験にいらしてください。

コーチ・仲間・保護者が一体となって、子どもたちの“自信の芽”を大切に育てていきます。



南小ドリームズの体験や見学をしてみませんか?


体験や見学は随時開催をしています。

南小ドリームズは初心者や女の子でも大歓迎です!ぜひ気軽に遊びにきてください。

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