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【少年野球コラム】初心者の子が最初にぶつかる"3つの壁"。親が知っておきたい乗り越え方をわかりやすく解説┃南小ドリームズ

更新日:12月10日

“できた!”の笑顔が、子どもたちをぐっと成長させます。
“できた!”の笑顔が、子どもたちをぐっと成長させます。

川崎市多摩区南生田で活動する少年野球チーム「南小ドリームズ」です。


南生田には野球を始める子が多い地域でもあり、毎年、初心者の子が同じような不安を抱えながらドリームズに入ってきます。


「うちの子、少年野球に入れようかな…」

「興味はあるけど、続けられるか心配…」


そんな保護者の皆さんから、体験会のたびにいただくご相談があります。


それが──

「最初にどんな壁があるのか知りたい」

という声です。


実は、少年野球を始めた子どもたちの多くが、最初の数週間で同じような“不安”や“つまずき”を経験します。

でも、それはほとんどの子が通る道で、正しくサポートすれば必ず乗り越えられる壁です。


そこで今回は、「少年野球を始める前に親が知っておくべき“最初の壁”」「その乗り越え方」を、保護者目線でわかりやすくまとめました。



子どもたちが最初にぶつかる3つの壁


少年野球のスタートラインで、多くの子が感じるつまずきは大きく3つあります。


  1. キャッチボールが全然うまくいかない壁

  2. 練習の雰囲気や指示に圧倒されてしまう壁

  3. “自分だけできない”気がして落ち込む壁


この3つは、初心者や低学年の子に共通した“自然な反応”です。


大人が思う以上に、野球は最初のハードルが高いスポーツ。

でも、それを乗り越えたときに、子どもたちは一気に笑顔になります。


ここからは、実際に初心者がつまずきやすい上記3つのポイントについて紹介します。


初めての子も、ていねいなサポートで安心して練習できます。
初めての子も、ていねいなサポートで安心して練習できます。

壁①:キャッチボールが全然うまくいかない壁


少年野球を始める子が必ずぶつかる最初の壁が、「キャッチボールが思うようにできない」という壁です。


  • ボールがまっすぐ飛ばない

  • うまく取れない

  • 怖くて構えられない

  • 相手に申し訳なく感じてしまう


これは本当に多い悩みです。

子どもたちが落ち込む理由の多くは、「相手に迷惑をかけている気がする」という気持ち。やさしい性格の子ほど心が折れやすいものです。


でも、正しい手順で練習をすれば、どの子も数週間で"キャッチボールが楽しい"に変わります。



壁②:練習の雰囲気に圧倒されてしまう壁


はじめてのチーム練習は、子どもにとって“非日常”の世界です。


  • 先輩たちの声の大きさ

  • 動きの速さ

  • 指示のテンポ

  • みんなが当たり前にできていること


この“空気の速さ”に、最初はついていけず、「自分には向いてないかも…」と感じてしまうことがあります。


でも実際は、数回通うだけで自然に慣れていきます。

最初だけが少し特別で、そこを超えると急に世界が広がります。




壁③:“自分だけできない”気がして落ち込む壁


特に低学年や性格が繊細な子に多いのが「できない自分を責めてしまう」という悩みです。


  • ボールが取れなかった

  • バットに当たらない

  • 足の速さに自信がない

  • 先輩との差に落ち込む


野球は「失敗から始まるスポーツ」です。

でも子どもたちは、そのことをまだ知らない子どもにとって、”自分だけができないように見える”のは大きなストレスになります。


ただし、子どもは慣れることで一気に吸収できるようになります。これはどの子も必ず通る“成長の階段”です。


ここで親のサポートがあることで、子どもの気持ちは大きく変わります。



親ができる、はじめのやさしい3つのサポート


① 比較しない言葉をかける


「まだ始めたばかりだよ」

「できないのが普通だよ」

という"スタートラインの揃え直し"は、子どもの心をぐっと軽くします。



② 練習後の帰り道は“評価ゼロ”にする


どんな出来でも、「今日もよく頑張ったね」の一言で十分です。


反省やアドバイスは、子どもが自分から話をしてきたときに。

これはメンタル面で負担を減らす大事なポイントです。



③ 家では“楽しむだけ”のキャッチボールをする


上達目的ではなく、親子で笑いながら投げ合うだけ。

これが最初の壁を乗り越える最強の自信回復になります。




南小ドリームズが初心者の子を支える工夫


南小ドリームズでは、初心者や低学年の子が最初の壁を乗り越えられるよう、次のような工夫を大切にしています。


  • 先輩が優しく声をかける文化が根付いている

  • 1〜6年生が一緒に活動するため、自然な助け合いが生まれる

  • 初めての子には、考えすぎず楽しくなる練習を心がけている

  • 指導者が“できた瞬間”を見逃さず、しっかり言葉で伝える

  • 初心者だけの時間を作り、安心して練習に入れる仕組みがある


特に、経験豊富な監督やベテランコーチの声かけは、初めての子どもでも安心しやすいと、保護者の方からよく言われます。



少しずつ慣れていく。それが少年野球の良さ


最初の壁は、どの子にもやってきます。

でも、子どもたちは少しずつ慣れ、自分のペースでできることが増えていきます。


そして、「キャッチボールが楽しい!」と言えるようになったとき、子どもたちの表情は本当に変わります。


この“最初の壁”を親子で一緒に乗り越えた経験は、きっと一生残る財産になるはずです。



体験や見学をしてみませんか?心も育てる南小ドリームズを


体験や見学は随時開催をしています。

南小ドリームズは初心者や女の子でも大歓迎です!ぜひ気軽に遊びにきてください。





南小ドリームズについて、もっと詳しく知りたい方はこちらもご参考ください


南小ドリームズでは、チームの考え方や保護者に役に立つコラムを公開しています。

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