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【少年野球コラム】「ありがとう」があふれるチームは、子どもが伸びるチーム。少年野球チーム「南小ドリームズ」が大切にする“感謝の習慣”とチーム文化┃南小ドリームズ

更新日:12月10日

プレーのあとに笑顔で飛ぶ“ありがとう”。この空気が、子どもたちの心を伸ばします。
プレーのあとに笑顔で飛ぶ“ありがとう”。この空気が、子どもたちの心を伸ばします。

川崎市多摩区南生田で活動する少年野球チーム「南小ドリームズ」です。


グラウンドに明るい声が響くチームには、ある共通点があります。

それは、「ありがとう」という言葉が自然に飛び交っていること。


このコラムでは、少年野球における「感謝」や「チーム文化」が子どもの成長にどんな影響を与えるかを紹介します。



「ナイスプレー!」「ありがとう!」——それが、ドリームズの日常


南小ドリームズの練習では、プレー中のあちこちから「ありがとう!」の声が聞こえます。


試合でいいプレーをした仲間に「ナイスプレー!」と声をかける子、キャチボールでいいボールを投げてきた相手に「ありがとう!」と言う子。


そんな小さなやり取りが積み重なって、チーム全体が温かい雰囲気に包まれています。



「ありがとう」が多いチームほど、子どもが伸びる理由


1. 感謝が「安心して挑戦できる空気」をつくる


心理学では、人がのびのびと行動できる状態を「心理的安全性」と呼びます。

この状態では、子どもはミスを恐れず、自分の力を発揮できるようになると言われています。


練習中の「ありがとう」は、“うまくいかなかったとしても受け入れてもらえる”という安心のサイン。

その一言が、挑戦する勇気を育てるのです。




2. 「ありがとう」が自己肯定感を高める


誰かに感謝されると、「自分は誰かの役に立てた」と感じます。

その感覚こそが、自己肯定感ややる気の源と言えるかもしれません。


野球の技術が少しずつ伸びるのと同じように、心の成長も「ありがとう」を通じて積み重ねられていきます。


誰かに感謝されると、人は自然と笑顔になる。そんな小さな積み重ねが、子どもを強くします。
誰かに感謝されると、人は自然と笑顔になる。そんな小さな積み重ねが、子どもを強くします。

指導者の「一言」が、チーム文化をつくる


南小ドリームズでは、監督が練習の前後の選手集合の際に、挨拶や礼儀の大切さ、そして「ありがとうという感謝の気持ち」について子どもたちに伝えることが度々あります。


たとえば、


「ボール拾いをしてくれた仲間に、ちゃんと“ありがとう”を言おう」

「グラウンド整備をしてくれているコーチたちにちゃんと感謝をしようね」

「野球がやれるのはお父さんお母さんが君たちのために協力してくれているからだよ」

「他のチームや保護者、少年野球連盟の方々にあったら"こんにちは"を必ず言おう」

「道具にも感謝をして、しっかりと手入れをしよう」


もちろん、監督自身も選手や保護者に「ありがとう」を積極的に伝え、感謝を中心としたチーム文化を実践しています。


こうした一言一言が、子どもたちの中に“感謝のリズム”を生み出しています



感謝の気持ちは“言葉”でも、“行動”でも伝えられる


「ありがとう」や感謝の気持ちは、声に出すだけでなく、行動でも表現できます。


たとえば——


  • 練習の準備を率先して手伝う

  • 落ちているゴミを拾う

  • 困っている下級生に優しく教える


これらも立派な「ありがとう」や感謝の形。

感謝を“行動で返す”経験が、チームの信頼を深めます。



「ありがとう」が多いチームは、“勝ち”より“価値”がある


試合に勝つことももちろん大切です。

でも、それ以上に大切なのは「子どもたちがどんな人に育つか」。


「ありがとう」があふれるチームには、挑戦する勇気、仲間を思いやる優しさ、努力を称える誇りが育ちます。それは、野球を超えた人としての“成長力”。


南小ドリームズは、「勝つチーム」である前に、「感謝でつながるチーム」でありたい。

そんな想いで日々活動しています。



体験してみませんか?“ありがとう”があふれるチーム文化を


もし「うちの子にも、こんな環境で野球をしてほしい」と感じたら——

ぜひ一度、南小ドリームズの体験練習にお越しください。

実際にグラウンドに立つと、子どもたちの「ありがとう」の声がすぐに聞こえるはずです。





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