【少年野球コラム】「エラーしたって、大丈夫!」"失敗を恐れない心"を育む「心理的安全性」について解説┃南小ドリームズ
- hamaliyaro
- 1 日前
- 読了時間: 3分

川崎市多摩区南生田で活動する、少年野球チーム「南小ドリームズ」です。
お子様が、試合でエラーをしてしまった時。 ベンチに戻ってくる我が子の、俯き加減な、不安そうな顔。 親として、胸が締め付けられるような、切ない瞬間ですよね。
「監督に、怒られるんじゃないか…」
「もう、試合に出してもらえないかもしれない…」
「みんなに、迷惑をかけてしまった…」
そんな「失敗への恐怖」は、子どもの挑戦する心を縛り付け、成長の可能性を奪ってしまう、最大の敵です。
では、どうすれば、子どもたちは失敗を恐れずに、思い切ってプレーできるようになるのでしょうか。
その答えの鍵が、「心理的安全性」という、チーム作りの考え方にあります。
「心理的安全性」とは?
「心理的安全性」とは、ハーバード大学のエイミー・エドモンドソン教授が提唱した概念で、簡単に言うと「このチームの中では、どんな意見を言っても、どんな挑戦をしても、そして、どんな失敗をしても、決して罰せられたり、馬鹿にされたりしない」と、メンバー全員が信じられる状態のことです。
それは、ただ仲が良いだけの「ぬるま湯」の環境とは、全く違います。 「安心して、本気で挑戦できる土壌」。
それこそが、心理的安全性の本質なのです。

なぜ、少年野球に「心理的安全性」が必要なのか
1. 「挑戦」が生まれるから
心理的安全性が確保されたチームでは、選手たちは失敗を恐れません。
「アウトになるかもしれないけど、次の塁を狙ってみよう!」
「三振するかもしれないけど、思いっきりバットを振ってみよう!」
その、ほんの少し勇気のいる「挑戦」の積み重ねこそが、昨日までできなかったプレーを可能にし、子どもたちを爆発的に成長させます。
2. 「対話」が生まれるから
心理的安全性が確保されたチームでは、選手たちは指導者に対して、素朴な疑問や、自分の意見を、正直に伝えられるようになります。
「監督、今のプレー、どうしてダメだったんですか?」
この双方向の「対話」が、”やらされ野球”から脱却し、子どもたちが自ら「考える野球」を実践するための、第一歩となるのです。
南小ドリームズが、お子様の「心の安全基地」である理由
私たち南小ドリームズは、この「心理的安全性」を、念頭にチーム運営を行っています。
もちろん、選手の成長に本気で向き合うからこそ、エラーを恐れて挑戦しない時には厳しい言葉で指導することもあります。
しかし、その厳しさは、選手の人格を否定したり、恐怖で支配したりするためのものでは、断じてありません。
それは、「君はもっとできるはずだ!」という、選手の可能性を誰よりも信じているからこそ生まれる、愛情の裏返しです。
エラーをした選手にかける言葉は、「エラーしたっていいから、挑戦していこうぜ!」という、仲間からの温かい声援です。
私たちは、この南小ドリームズという場所が、子どもたちにとって、学校でも、家庭でもない、第3の、そして最高の「心の安全基地」でありたいと、心から願っています。
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