【少年野球コラム】子どもの運動神経は小学生で決まる!「ゴールデンエイジ」を科学する┃南小ドリームズ
- hamaliyaro
- 10月21日
- 読了時間: 4分
更新日:7 日前

川崎市多摩区南生田で活動する、少年野球チーム「南小ドリームズ」です。
「うちの子、運動神経があまり良くなくて…」
「野球に興味はあるけど、始めるにはもう遅いかしら?」
体験会などで、保護者の皆様からそんなご相談を受けることがあります。
しかし、ご安心ください。
子どもの運動能力が最も伸びる、一生に一度だけの「ゴールデンエイジ」という特別な期間があるのをご存知でしょうか。
今回のコラムでは、この「ゴールデンエイジ」の重要性と、なぜ少年野球がその貴重な期間に驚くほど効果的なのかを、より詳しく、科学的な視点も交えて解説します。
「ゴールデンエイジ理論」とは?一生に一度の”運動神経が伸びる”黄金期
まず、子どもの成長における「ゴールデンエイジ理論」について簡単にご説明します。
これは、子どもの運動神経が飛躍的に発達する時期を、3つの段階に分ける考え方です。
プレ・ゴールデンエイジ(5歳〜8歳ごろ) 神経回路が急ピッチで形成され、様々な動きを経験することで運動能力の”土台”が作られる「吸収の時期」。
ゴールデンエイジ(9歳〜12歳ごろ) 神経系の発達がほぼ100%に達し、一度見ただけで動きのコツを掴んでしまう「即座の習得」が可能になる、まさに「黄金の時期」。
ポスト・ゴールデンエイジ(13歳以降) 骨格や筋力が急激に発達し、ゴールデンエイジまでに培った技術に、パワーやスピードが加わる「成熟の時期」。
つまり、小学生の間に、どれだけ多様で質の高い運動を経験したかが、その子の一生の運動能力を大きく左右するのです。

なぜ「野球」は、ゴールデンエイジに最高のスポーツなのか?
では、なぜ数あるスポーツの中でも、野球がこのゴールデンエイジにこれほどまでに効果的なのでしょうか。それは、野球が「脳と体を結びつける、究極のスポーツ」だからです。
野球の基本である「投げる」「打つ」「捕る」「走る」という動作は、それぞれが子どもの神経系に、非常に高度な刺激を与えます。
「投げる」:空間認識能力と、全身の連動性を育む
ボールを投げるという行為は、ただ腕を振るだけではありません。
「相手の胸まで、あの距離を、この強さで」と、目標との距離・高さ・力加減を瞬時に計算する、高度な空間認識能力が求められます。
そして、その計算通りに体を動かすには、指先から足のつま先まで、全身を滑らかに連動させる協調性が必要です。これは、脳と体の対話を、最も密にするトレーニングなのです。
「打つ」:予測能力と、集中力の極致
ピッチャーが投げたボールを、わずかコンマ数秒の世界で捉えるバッティング。
これは、動くボールの軌道と速度を予測する「動体視力」と「予測能力」、そして、その一瞬に全ての力を集中させる「究極の集中力」を鍛え上げます。
「捕る・走る」:判断力と、状況対応能力の訓練
飛んできた打球に対して、「どこに落ちるか?」「捕ってから、どこに投げるのがベストか?」と、一瞬で状況を判断し、最適な行動を選択する力。
これは、まさに「野球脳」と呼ばれる、状況対応能力そのものです。
この能力は、勉強や将来の仕事においても、必ず役立つ重要なスキルとなります。
南小ドリームズが、お子様の「ゴールデンエイジ」を最大限に輝かせる理由
私たち南小ドリームズは、このゴールデンエイジという貴重な期間を、子どもたちが最大限に成長できる時間にしたいと本気で考えています。
「楽しい」が原点
まずは、体を動かすことの楽しさを知ってもらうことを第一に、一人ひとりのレベルに合わせた指導を徹底します。
多様な経験
特定のポジションに固定せず、様々な守備位置を経験させたり、色々な打順を試したりすることで、子どもたちの隠れた才能を引き出し、神経系の多様な発達を促します。
ケガの予防
成長期の子どもたちの体に過度な負担がかからないよう、練習量や投球数を適切に管理し、正しい体の使い方を指導します。
どんなチームでお子様の「ゴールデンエイジ」を過ごすかは、非常に重要です。
小学生の時期は、お子様の運動能力が、一生のうちで最も伸びる、かけがえのない時間です。 その貴重な時間を、私たち南小ドリームズで、最高の仲間たちと共に過ごしてみませんか?
できた!と笑顔を見せるその瞬間が、まさにゴールデンエイジの輝きです。
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