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【少年野球コラム】野球が子どもの「脳の発達」と「コミュニケーション能力」を育てる理由 ┃ 南小ドリームズ

仲間と顔を合わせて声がけする時間は、子どもの“考える力”と“協調性”が育つ瞬間です。
仲間と顔を合わせて声がけする時間は、子どもの“考える力”と“協調性”が育つ瞬間です。

川崎市多摩区・南生田で活動する少年野球チーム「南小ドリームズ」です。


「野球って、ただボールを打って投げるだけのスポーツでしょ?」


そう思われる方も多いかもしれません。


でも実は──野球は“脳を最も使うスポーツ”のひとつ。

そして、子どものコミュニケーション能力を飛躍的に伸ばすトレーニングの場でもあるのです。



「考える力」を刺激する、野球の“脳トレーニング効果”


野球は、単純な反射ではなく「状況判断」の連続です。

たとえば守備では、打球の方向・走者の位置・アウトカウントなどを瞬時に判断し、最善のプレーを選びます。


このとき活発に働いていると言われているのが「前頭前野(ぜんとうぜんや)」と呼ばれる脳の司令塔。

ここは、思考・判断・感情のコントロールを担う部分のようで、子どもの脳の発達期(およそ10〜12歳)に最も成長するとされる領域です。


つまり、野球を通して「自分で考えて動く経験」を積むことが、勉強や日常生活にも生きる“思考力”の土台づくりにつながります。



試合前後の挨拶は、礼儀だけでなく“社会性”や“自己コントロール力”を育む大切な習慣です。
試合前後の挨拶は、礼儀だけでなく“社会性”や“自己コントロール力”を育む大切な習慣です。

声をかけ合うことで生まれる「社会的な脳」


野球の試合や練習では、仲間との声かけが欠かせません。


「ナイスキャッチ!」「次、たのむよ!」こうした短い言葉のやり取りでも、子どもたちは相手の気持ちを読み取り、状況に合わせて言葉を選ぶ力を育てています。


心理学ではこれを「社会的認知」と呼び、脳の「側頭葉」や「島皮質」といった領域が深く関係するそうです。


チームスポーツの中でこの力を繰り返し使うことは、思いやり・協調性・リーダーシップの発達を自然に促すと私たちの活動からも感じることができます。



状況を判断し、仲間へ自分の考えを“伝える力”は、野球が育てる最高のコミュニケーション能力です。
状況を判断し、仲間へ自分の考えを“伝える力”は、野球が育てる最高のコミュニケーション能力です。

「黙っていても伝わる」は、野球では通用しない


野球は一人で完結しないスポーツです。

声を出さないと、守備位置の確認も連携プレーもうまくいきません。


南小ドリームズの練習でも、「自分から声をかけよう」「仲間に伝えよう」という意識づけを大切にしています。


こうした小さな習慣の積み重ねが、「人前で話すのが苦手だった子が、自分の意見を言えるようになった」──そんな変化を生み出しています。




まとめ:野球で育つのは、運動神経だけじゃない


野球は、脳の発達とコミュニケーション力を同時に鍛える“教育的スポーツ”。

だからこそ、小学生期の野球経験は一生の財産になります。


南小ドリームズでは、勝ち負けだけでなく、子どもたちが「考える力」「伝える力」を伸ばせるような指導を心がけています。


※本記事の内容は、スポーツ庁・日本スポーツ協会・ハーバード大学「Center on the Developing Child」などが公開している一般的な知見を参考に、教育的観点からまとめたものです。医学的効果を断定する意図はありません。



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体験や見学は随時開催をしています。

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以下のコラムはチームについて紹介しているコラムですので、南小ドリームズをもっと知りたい方はぜひご参考にしてください。





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