【少年野球コラム】学力だけじゃない!野球が小学生の「やり抜く力」と「協調性」を育む理由
- hamaliyaro
- 7月30日
- 読了時間: 4分
更新日:5 日前

「うちの子の習い事、何がいいんだろう?」 「将来、社会で活躍できるような人に育ってほしい」
川崎市南生田周辺にお住まいの保護者の皆様も、お子さんの習い事について、このように考えたことがあるのではないでしょうか。
プログラミングや英会話ももちろん魅力的ですが、近年、学力などの数値で測れる能力と同じくらい、「非認知能力」が注目されています。非認知能力とは、目標に向かって頑張る力、他の人と上手く関わる力、感情をコントロールする力など、いわば「生きる力」の土台となるものです。
そして、この「非認知能力」を小学生のうちから自然と育むことができる最高の習い事の一つが、実は「野球」なのです。
今回は、なぜ野球が子どもたちの「やり抜く力」と「協調性」を育むのに最適なのか、その理由を解説します。
失敗を乗り越える経験が「やり抜く力」を育てる
野球は、プロの世界でも「3回に1回ヒットを打てば一流」と言われるほど、失敗がつきもののスポーツです。試合では三振もするし、エラーもします。
しかし、野球の素晴らしいところは、そこで終わりではないことです。
三振しても、次の打席がある。
エラーをしても、次のボールが飛んでくる。
「くやしい!」「次こそは!」という気持ちをバネに、どうすれば上手くなるかを考え、地道な素振りやキャッチボールを繰り返す。その中で、子どもたちは簡単に諦めない心と、目標に向かってコツコツ努力を続ける「やり抜く力(グリット)」を自然と身につけていきます。
すぐに結果が出なくても、仲間と励まし合いながら挑戦を続ける。この経験は、野球だけでなく、将来子どもたちが勉強や仕事の壁にぶつかった時、必ず支えになってくれるはずです。
仲間との連携が「協調性」と思いやりの心を育む
野球は、9人(少年野球では10人以上になることも)の選手が、それぞれの役割を果たして初めて成り立つチームスポーツです。
ピッチャーが投げる球を、キャッチャーが受け止める。
内野手と外野手が、声を掛け合って一つのボールを追いかける。
ランナーが出たら、全員でカバーし合う。
プレーの一つひとつに、仲間との連携、つまり「協調性」が求められます。
試合に出ている選手だけではありません。ベンチから大きな声で仲間を応援したり、ヒットを打った友達をみんなで称えたり。学年が違う選手同士でも、上級生が下級生に優しく教え、下級生は上級生の姿を見て学びます。
自分一人が活躍することだけを考えるのではなく、「チームのために自分に何ができるか」を考え、行動する。この経験を通じて、相手の気持ちを考える思いやりの心や、多様な仲間と協力して目標を達成する力が育まれていくのです。
野球がもたらす、さらなるメリット
「やり抜く力」と「協調性」以外にも、野球にはたくさんの魅力があります。
礼儀と感謝の心: グラウンドへの挨拶、道具を大切に扱う心、監督・コーチ、そして相手チームへのリスペクト。
主体性(考える力): 「どうすれば打てるか?」「どこを守ればいいか?」など、状況を判断し、自分で考える力が養われます。
丈夫な身体: 太陽の下で思いきり体を動かすことで、心身ともに健康な成長を促します。
南生田で「心を育てる野球」を。南小ドリームズの想い
私たち「南小ドリームズ」は、川崎市多摩区南生田を中心に活動する少年野球チームです。
私たちは、単に野球の技術を教えることだけを目的としていません。
野球という素晴らしいスポーツを通じて、子どもたちの「心を育てる」ことをとても大切にしています。
南小ドリームズでは、勝利至上主義ではなく、 「一人ひとりの挑戦を褒めること」 「仲間と助け合うことの楽しさを伝えること」 を指導の柱に据えています。
結果だけでなく、そのプロセスを大切にして声を掛け合える。そんな温かい雰囲気が、私たちのチームの自慢です。
まとめ:未来を支える力を、野球で。
これからの時代を生きる子どもたちに必要なのは、知識や学力だけではありません。困難に立ち向かう「やり抜く力」と、仲間と協力する「協調性」。
野球は、これからの社会で本当に必要とされる「生きる力」を、楽しみながら自然と育んでくれる最高の習い事です。
百聞は一見にしかず。 まずは一度、グラウンドで元気にボールを追いかける子どもたちの姿を見に来ませんか?
南小ドリームズは、野球をやってみたい、体を動かすのが好きだというお子さんをいつでも大歓迎しています。体験練習も随時受け付けておりますので、お気軽にウェブサイトからお問い合わせください。
南生田小学校のグラウンドで、皆さんとお会いできるのを楽しみにしています!
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