【少年野球コラム】グラウンドは“地域の原風景”。スマホ時代の子どもに「土の匂い」を取り戻す┃南小ドリームズ
- hamaliyaro
- 11月20日
- 読了時間: 4分
更新日:12月10日

川崎市多摩区南生田で活動する少年野球チーム「南小ドリームズ」です。
最近、放課後はスマホやタブレット、ゲームで過ごす子が増えてきており、外遊びの時間は昔より少なくなっていると言われます。
南生田には南生田球場など子どもが自由に遊べる場所がありますが、それでも公園でボールを投げる姿は“昔より減った”ように感じることもあります。
でも、思い出してみてください。
私たちが子どもの頃、夕方まで泥だらけで遊び、ランドセルを投げ出してグラウンドへ走っていったあの感覚。
“土の匂い”と“風の感触”が混ざったあの時間。
それこそが、地域の原風景(=地域で育つ"思い出の風景")だったのではないでしょうか。
スマホの時代だからこそ、地域のグラウンドで野球を通じて五感を取り戻す時間は、南生田の子どもたちにとって欠かせない原体験になります。
グラウンドは、五感で学ぶ「教室」
グラウンドには、教科書にはない学びが溢れています。
砂の上を滑りながらつかむ、アウトの感触
風向きを読んで守備位置を変える“感覚”
仲間の声で一歩が早く出る“反射と信頼”
こうした体験の一つひとつが、子どもたちの五感やコミュニケーション力、そしてレジリエンス(心の強さ)を育てるのではないでしょうか。
つまり野球のグラウンドは、単なるスポーツの場ではなく、「感性」と「人間力」を育てる教室でもあるのです。

デジタルでは感じられない「匂い」「音」「温度」
スマホや動画では、プレーの理論は学べます。でも、グラウンドの“空気”までは再現できません。
夏の土の熱気
冬のボールの冷たさ
打球音が響く瞬間の高揚感
これらはすべて、体で感じる原体験です。そして、その体験こそが「生きる力」の土台になります。
地域の原風景を、次の世代に残すために
南生田には、南生田球場(南生田公園)など、多くの子どもたちが集まる“原風景”があります。その風景を大切にしていきたいのが、南小ドリームズの願いです。
グラウンドには、「近所のお兄ちゃんに投げ方を教えてもらう」「下級生と一緒に一生懸命ボールを追いかける」そんな世代を超えた温かいつながりが息づいています。
それはまるで、昔の地域コミュニティのよう。ここには、スマホでは味わえない“人と人の温度”があります。
“土の匂い”を感じる時間を、これからも
野球は上手くなるためだけのものではありません。
自然とふれあい、仲間と笑い、転びながら立ち上がる。そうした時間の積み重ねが、「自分らしさ」や「生きる喜び」につながっていくのです。
南小ドリームズは、そんな「原風景」をこれからも守り続けたいと思っています。
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初心者も、野球が初めての子も大歓迎!ぜひ一度、“土の匂い”のするグラウンドに遊びにきてください。
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