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【少年野球コラム】「グラブは、君の“相棒”だ」。道具を磨くことが、野球の技術と心を、なぜこれほどまでに成長させるのか┃南小ドリームズ

更新日:23 時間前

夏合宿恒例の監督との“グラブ磨きタイム”。道具を大切にする文化が、子どもたちの成長を支えています。
夏合宿恒例の監督との“グラブ磨きタイム”。道具を大切にする文化が、子どもたちの成長を支えています。

川崎市多摩区南生田で活動する、少年野球チーム「南小ドリームズ」です。


練習や試合が終わった後、汚れたユニフォームを洗濯し、泥だらけのスパイクを洗い、そして、使い込んだグラブを磨く。

正直、少し面倒に感じることもあるかもしれません。


しかし、私たちは、「一流の選手ほど、道具を大切にする」という事実を、何度も目にしてきました。

なぜ、道具を磨くことが、これほどまでに野球の上達と、そして心の成長に繋がるのでしょうか。


今回は、野球道具、特に「グラブ」という特別な存在を通して、「モノを大切にする心」が持つ、驚くべき力についてお話しします。



グラブを磨く時間は、自分と向き合う「対話」の時間


練習後、グラブについた土をブラシで払い、オイルを塗り込み、丁寧に磨き上げる。

その静かな時間は、単なる「手入れ」ではありません。


それは、その日一日の自分のプレーを振り返り、自分自身の心と、そしてグラブという“相棒”と、静かに「対話」する、かけがえのない時間なのです。


「今日の、あのプレー。グラブの、もう少し先で捕れていれば、アウトにできたかもしれないな…」


「ナイスプレーができた、あの瞬間。この相棒が、しっかり応えてくれたおかげだ。ありがとう」


今日の成功と、失敗。


その一つ一つを、グラブを磨きながら反芻する。 その「振り返り」の習慣こそが、技術的な課題を発見し、次への改善点を見つけ出す、最高のトレーニングになります。


整然と並べられた道具たち。準備の姿勢がプレーの質を高めます。
整然と並べられた道具たち。準備の姿勢がプレーの質を高めます。

なぜ、道具を大切にする選手は、成長するのか


1. 最高のパフォーマンスを引き出せるから


手入れの行き届いたグラブは、柔らかく、手に馴染み、まるで自分の体の一部のように動いてくれます。


大事な場面で、あと一歩、グラブが伸びる。その差が、勝敗を分けることもあります。

道具を最高の状態に保つことは、自分自身の最高のパフォーマンスを引き出すための、最も基本的な「準備」なのです。



2. 「感謝の心」が育まれるから


野球ができるのは、決して当たり前ではありません。

高価な道具を買ってくれる、お父さん、お母さん。 試合の場所を用意してくれる、多摩区少年野球連盟の方々。 そして、自分のプレーを支えてくれる、グラブやバット。


道具を磨くという行為は、自分を支えてくれる全てのものへの「感謝の心」を、自然と育んでくれます。


その心は、野球選手としてだけでなく、一人の人間として成長していく上で、何よりも大切な土台となります。



帰宅後の小さなルーティン。自分の“相棒”を丁寧に磨く時間。
帰宅後の小さなルーティン。自分の“相棒”を丁寧に磨く時間。

3. プレーに「責任感」が生まれるから


自分で手入れをした、愛着のある“相棒”。

その相棒と共にグラウンドに立つ時、一つ一つのプレーに、自然と「責任感」が生まれます。


「この相棒に、恥ずかしいプレーは見せられない」と。


その気持ちが、練習への集中力を高め、試合での粘り強さを生み出すのです。



私たち南小ドリームズは、野球の技術だけでなく、道具を大切にする心、仲間を思いやる心、そして自分を支えてくれる全てのものに感謝する心を、日々の活動の中で、子どもたちに伝えていきたいと願っています。



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体験や見学は随時開催をしています。

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